祭りの最終日に

8月3日（日）夜、八王子まつりに行ってきました。

今年の八王子まつりは、過去最高の約77万人（3日間）もの人出があったとのことです。

通行止めになった甲州街道を追分町～本郷横丁～八日町～横山町～八王子駅入口まで、一通り歩きました。

大きな山車、お神輿やお囃子、様々な夜店、足袋や法被を着けた人たちの群れ…いつもとは違ったお祭りの雰囲気の八王子の街を楽しむことができました。

人ごみの中を歩きながら、イエス様が祭りの最終日に大声で人々に呼びかけられたという聖書の記事を思い出しました。

次のように書かれています。

祭りが最も盛大に祝われる終わりの日に、イエスは立ち上がって大声で言われた。
「渇いている人はだれでも、わたしのところに来て飲みなさい。わたしを信じる者は、聖書に書いてあるとおり、その人の内から生きた水が川となって流れ出るようになる。」

＜新約聖書・ヨハネによる福音書7章37~38節＞

イエス様は祭りが一番の盛り上がりを見せる最終日、一見楽しそうに行き交う人々の心の奥底に、この世のものでは決して満たされぬ渇きがあるのを見抜いておられました。

アウグスティヌスは次のような言葉を残しています。
「主よ、あなたが我々をお造りになりました。ゆえに我々の心は、あなたのうちに憩うまで休まらない。」

私たちを造ってくださったお方だけが、私たちに本当の安息を与えることができるのです。

イエス様を信じる者は、自分自身が潤されるだけでなく、「その人の内から生きた水が川となって流れ出る」（周りの人を潤すことができる）というのは素晴らしい約束ですね。

セブンスデー・アドベンチスト八王子キリスト教会　牧師：伊藤滋

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