牧師のショートメッセージ
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2015.04.04
木には望みがある
桜前線が日本列島を北上中です。桜の季節になると思い出される一本の木があります。それは以前住んでいた家からほど近い、亀甲山教会の裏の竹林の中に立つ桜の古木です。周囲を孟宗竹に囲まれて肩身が狭そうに、…
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2015.03.28
自分の心を守れ
1月から3月まで、私たちの教会では旧約聖書の「箴言」から学びました。「箴言」には考えさせられる言葉がたくさんありましたが、私が一番心に残ったのは次の言葉でした。何を守るよりも、自分の心を守れ。そ…
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2015.03.21
手入れをなさる主
3月10日、聖書のつどいの皆さんと、府中郷土の森公園に梅のお花見に行ってきました。公園内には約60種類・1100本の梅が植えられていて、訪れる人たちの目を楽しませてくれます。梅の花を眺めなが…
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2015.03.14
見よ、わたしは新しい事をなす
卒業、転勤、就職…。春は旅立ちと別れの季節です。先日、息子が3年間学んだ中学校の卒業式に出席しました。心身共に成長させていただいた我が子の姿を見て、胸が熱くなりました。そして卒業生だけでなく…
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2015.03.07
義の太陽が昇る
木々のつぼみに、道端に咲く花に、春の訪れの近さを感じる季節になりました。春の日差しを浴びていると、イソップ童話の「北風と太陽」を思い出します。北風が、旅人の上着を力ずくで剥ぎ取ろうと吹きつけても、…
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2015.02.28
昼も、そして夜も
「本音の言葉」には人の心を打つ力があります。詩編を読んでいると、特にそのように感じます。詩編記者は、苦しみの中から神様に向かって叫び、訴えています。「え?ここまで言ってしまっていいの?」と思うよう…
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2015.02.21
主が救い出されたことを思い起こしなさい
先週に続いて「忘れる」ということを考えている中で、旧約聖書に考えさせられる言葉がありました。自分のもとに売られてきた奴隷が6年間働いたならば、7年目には彼らを解放してやりなさい、しかも彼らに惜しみ…
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2015.02.14
目を留められる神
「わたしのこと、覚えていますか?」そう声をかけられてドキッとした経験がありませんか?わたしはあります。たとえば、立派に成長して見違えるほど立派になった青年としばらくぶりに再会して、とっさに名前…