太陽も雨も
太陽も雨も
先週は梅雨の長雨で、これでもか!というくらい雨が続きました。わたしはもともと雨がそんな嫌いではないのですが、それでもここしばらくの長雨には参りました。
プランターで育てているバジルは順調に成長していたのが、日照時間が少なかったのでしょうか、葉っぱが黒ずんできて、カビが生え、ついに半分以上枯れてしまいました。
そんな長雨が続きましたが、先週の金曜日、久しぶりに青空が戻ってきました。
青空を見たときの喜び!日差しを浴びて肌がじりじりと焼ける感覚。生き返ったような気持ちがしました。
11日は甲府教会に行きました。
この日の甲府の最高気温は35度。
そして13日の八王子の最高気温は37度でした。
つい数日前に「太陽が恋しい!」と思っていましたが、暑い日が続くと「雨が降ってほしい」と思う。我ながら人間って勝手なものだなと思います。
甲府で桃の栽培に詳しい方のお話を聞きました。雨が続き過ぎると実が重くなりすぎて、収穫前に落ちてしまうそうです。
雨が降らなくても実りが悪くなるが、日照が不足しても困る。人間も植物も「ちょうどいい塩梅」というのが難しいのですね。
イエス様は次のように言われました。
父は悪人にも善人にも太陽を昇らせ、
正しい者にも正しくない者にも雨を降らせてくださるからである。
<新約聖書・マタイによる福音書5章45節 新共同訳聖書>
私たちの人生にも「晴れの日」と「雨の日」があります。
神様は私たちに「太陽」も「雨」も、その両方が必要であることを知っておられるからです。
厳しい暑さや台風の中にあっても皆さまの安全が守られ、すべての必要が満たされますようにお祈りさせていただきます。
セブンスデー・アドベンチスト八王子キリスト教会 牧師:伊藤 滋