Welcome to Seventh-Day Adventist Hachioji Church

セブンスデー・アドベンチスト|SDA|八王子キリスト教会

涙と共に種をまく人は…。

涙と共に種をまく人は…。

1993年12月。
泣きたいくらい不安な気持ちで瀬戸大橋を渡り、四国・高知に向かいました。高知教会での6週間の牧会実習(教会に住み込んで現場の牧師の働きを体験する実習)に参加するためです。

ガチガチに緊張していた私をあたたかい笑顔で迎えてくれたのが、河原久先生ご一家と高知教会の皆さんでした。

高知での6週間は、言葉では言い表せないくらい中身の濃い学びのときになりました。たくさんの方との出会いがあり、また教室の中だけでは決してすることのできない貴重な体験することが出来ました。

不安な気持ちでやってきた高知の街を去るときには、神様への感謝と、別れの辛さの入り混じった涙が止まらなかったのを覚えています。


涙と共に種を蒔く人は
喜びの歌と共に刈り入れる。
種の袋を背負い、泣きながら出て行った人は
束ねた穂を背負い
  喜びの歌をうたいながら帰ってくる。

<旧約聖書・詩編126篇5~6節>


涙と共に種を蒔く人は…。

わたしたちの人生には、「涙と共に種を蒔く」体験、つらくても「泣きながら出て行」かなければならないようなときがあります。

しかし、詩編記者はそのような体験が「悲しみの涙」で終わるのではなく、多くの収穫を携えて喜びと共に帰って来ることになるのだと教えています。

信仰生活とはそのような体験の繰り返しなのではないでしょうか。今まさに「涙と共に種を蒔く」つらい日々の中にいる、という方がおられるかもしれません。

神様のみ手の中で、あなたの涙が、やがては喜びの歌に変えられるようにと心よりお祈りさせていただきます。


※1993年12月、実習先の高知教会で河原久先生と一緒に撮った写真です。このたび、八王子教会の講演会に河原久先生をお迎えできますことを神様に感謝しています。

セブンスデー・アドベンチスト八王子キリスト教会 牧師:伊藤 滋

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