すべて重荷を負うて苦労している者は
すべて重荷を負うて苦労している者は
ゴールデンウィークをいかがお過ごしでしょうか?
ニュースを見ると「渋滞予想本日夕方30キロ」などと報じられておりますが、せっかくの連休にリフレッシュするために出かけても、混雑や渋滞で疲れてしまうことにやりきれなさを感じます。
イエス様の有名な言葉です。
すべて重荷を負うて苦労している者は、わたしのもとにきなさい。あなたがたを休ませてあげよう。わたしは柔和で心のへりくだった者であるから、わたしのくびきを負うて、わたしに学びなさい。そうすれば、あなたがたの魂に休みが与えられるであろう。わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからである。
<新約聖書・マタイによる福音書11章28~30節 口語訳>
私たちが生きていくということは、重荷を背負うことです。どんな人であっても重荷と無縁の人生を送ることは出来ません。
重荷を降ろしたくて、あるいは忘れたくてどこかに出かけようとしても、そのことでさらに重荷が増えてしまうような人生を私たちは生きています。
しかし、もしもそうだとするなら、そのような人生の中で「すべて重荷を負うて苦労している者は、わたしのもとにきなさい」と呼びかけてくださる方を知っている人は幸いです。その方のもとに行くならば「休みが与えられる」(29節)からです。
毎朝聖書を読んで静かに祈る時間を持ち、毎週安息日には教会に集うことが、重荷を負って忙しい毎日を過ごす私たちをどれほど回復させてくれているでしょうか。
他の場所にではなく、この方のもとに安らぎを求めて生きる者でありたいと思います。
*写真は、茨城県日立市久慈川河川敷で。
セブンスデー・アドベンチスト八王子キリスト教会 牧師:伊藤 滋